今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

★宗祖親鸞の遺徳をしのぶ五十年に一度の大法要「遠忌(おんき)」が営まれている西本願寺(浄土真宗本願寺派本山)、の阿弥陀堂で十五日、親鸞の教えに触れた喜びを和歌に詠む「御法楽献詠(ごほうらくけんえい)」が催された。
宮中装束に身を包んだ冷泉家の冷泉為人当主ら計7人が仏前に着座。「親鸞さま」を題に応募のあった一〇一首から入選した五首を古式ゆかしい作法で詠み上げた。

★妙心寺塔頭の東林院で十五日、「小豆粥(あずきがゆ)で初春を祝う会」が始まった。
参拝者は、赤い実を付けたセンリョウなど庭園の風情を楽しみながら、素朴な粥を味わった。
祝う会は、小豆粥を小正月に食べると一年間の邪気を払い、万病を除くとされる風習に基づく。会に先立ち、小豆粥を境内の木々に供える「散飯(さんはん)式」が営まれた。
参拝者は本堂で、梅干しと砂糖入りのさゆ、祝い菓子を食べた後、書院に移った。小豆粥が各自の前に運ばれると、庭園に来る鳥が食べる分を返した後、ひじきや昆布などと食した。 祝う会は三十一日まで(午前十一時~午後三時)。会費三七〇〇円で予約不要。

★煎茶道方円流の初煎会が十五日、中京区のホテルで開かれた。各界の招待客や晴れ着姿の門弟ら約三七〇人が集い、年始のあいさつを交わすとともに、新春の茶を味わって一年の幸を祈った。
家元席は「双龍(そうりゅう)図」の軸に柳と水仙がしつらえられ、水口小園家元嗣(いえもとし)がお手前をした。えとの龍にちなんだ道具で香り高い茶を入れ、ふるまった。
このほか、紅茶席なども設けられ、列席者は和やかな席を楽しんだ。
★北区・上賀茂神社で一月十六日、正月行事を締めくくる「武射神事」が行われる。
大的式弓射引初め神事(おおまとしききゅうしゃひきぞめしんじ)とも言われ、矢を射抜いて一年の豊作や、邪気をはらう平安時代に始まった神事。
境内芝生の東側に射場が設けられ、直径約一.八メートルの的の裏に「鬼」と、大書された的が用意される。その的を一人二本ずつ射て悪鬼祓除し、その年の無病息災を祈願する。
烏帽子に狩衣姿の神職達が御幣殿前の芝にて、四十メートル離れた的を射るもので、迫力満点です。
武射とは「歩射」から転じたもので、馬上から矢を射る流鏑馬に対し、馬に乗らず地上から矢を射るのでこの名がつけられて、芝生に設けられた長さ約三十メートル射場で、烏帽子、狩衣姿の神職が順に矢を放った。弓術小笠原流近畿菱友会の射手七人が一列に並んで矢を次々と放つ「百手式」の奉納もあり、これだけ広大な場所での弓の神事はあまりないので、ゆっくり見物できるのが魅力。
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