2012年2月 4日 (土)

”おいない”の京都最新情報

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

高台寺:「八相仏涅槃図」.jpg

★東山区の高台寺で、二年間の修復を終えた涅槃(ねはん)図の公開が始まった。
約六六〇年前の室町初期に描かれ、傷みが目立っていたため、表面がはがれ落ちるのを防ぐ修理を施した。
涅槃図は縦一八二センチ、横二三八センチと横に長い形が特徴。釈迦(しゃか)が入滅する場面の周囲に、生涯を描いている。作者や寺が所蔵した経過は不明という。
今回の作業で十六~十八世紀に四度修理したことが確認された。一六〇一(慶長六)年の修理は、豊臣秀吉の正室で寺を開創した北政所の寄進で行われたことも分かった。二十六日まで。拝観料が必要。

2012年2月 3日 (金)

”おいない”の京都最新情報

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

立春の前日の二月三日を中心に(二日~四日)、古来、鬼は見えない気「邪気」を表し、心中の災いと疫病をあらわす鬼を追い払う「節分祭」、招福を願うさまざまな行事が各社寺で行われる。
この頃京都は一年中で最も寒い時季だが、暦の上では冬と春の境になる。

代表的な節分祭を紹介。

節分・千本釈迦堂・鬼追いの儀.JPG

★上京区の大報恩寺(千本釈迦堂)で二月三日、伝統の「おかめ福節分会」が営まれる
おかめ福節分会は、江戸時代末期から一九五五(昭和三十)年ごろにかけて一時途絶えていたものの、本堂が建立された約七百七十年前から同寺に伝わる除災招福の伝統行事。
本堂を舞台にして、伝統のおかめや赤鬼、青鬼が登場する狂言「鬼追いの儀」が披露される。
狂言は、三人の年男が豆を投げつけても退散しない四匹の鬼のもとに、おかめが登場し、笑みを見せると鬼がとたんに改心するという筋書。

節分・蘆山寺:「鬼おどり」.jpg

  ★上京区・廬山寺(紫式部の邸宅跡)で二月三日、「鬼おどり」の通称で知られる「追儺式鬼法楽」が営まれる。
境内で、ほら貝と太鼓の音に合わせて三匹の鬼がおどろおどろしい動作を披露したあと、餅まきが行われる。
「鬼おどり」は約千五十年前、寺を開いた元三大師良源が、宮中での三百日間の護摩を邪魔しようとした悪い鬼を法具で降伏させたという故事にちなむ行事。
人間の苦しみの根元とされる三つの毒「どん欲」、「怒り」、「愚痴」を表す赤、青、黒色の鬼が舞台に登場。
太鼓とほら貝が鳴り響く中、三体の鬼たちは松明やおのを振りかざし、観客をにらめ付けながら護摩共が営まれる大師堂に侵入したが、僧侶の護摩供や追儺師の弓によって、苦しみ悶えてよろけながら逃げ去った。福娘らが豆や餅をまいて福を招いた。

伏見稲荷大社:「初午詣」141.jpg   伏見稲荷大社:「初午祭」11’.jpg

★伏見区・伏見稲荷大社二月初午の日(今年は三日)に「初午大祭」が営まれる。
七一一(和銅四)年二月の初午の日に、祭神・稲荷大神が稲荷山に降臨し、初めて鎮座したという故事に由来する。
この日にお山の杉の枝を持ち帰ると幸せになると伝えられている。
本殿や社の柱には、杉とシイの葉を組み合わせた「青山飾り」が取り付けられ、境内は家内安全、商売繁盛を願う人々で、祈祷の順番を待つ長い列が夕方まで続き、縁起物である繁栄・招福を祈る御神木「しるしの杉」や「福かさね」を買う参拝客で賑わった。

★天龍寺七福神めぐり
節分の日、嵯峨・天龍寺では、総門前で福笹を受け、境内の塔頭七カ寺のお札を受けて廻ります。三秀院から始まり、弘源寺、慈済院、松厳寺、永明院、寿寧院、妙智院と続きます。山内では甘酒の無料接待もあります

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2012年2月 2日 (木)

”おいない”の京都最新情報

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

節分イラスト・七.GIF

一般に節分とは、もともと季節の移り変わる時節を指し、つまり立春、立夏、立秋、立冬の前日すべてが節分のはずだが、立春が旧暦で一年の始まりとされ、その前日の節分を大晦日として、年を分ける重要な意味があった。
伝統が息づく京都は、各社寺ごと追儺式(鬼やらい)が催され、多様な行事内容で登場する鬼も個性豊かで面白い。

各家庭では威勢良く「福は内、鬼は外」と豆をまき、邪気を祓い無病息災を願う。
鬼やらいに豆が用いられたのは「魔滅」(まめ)に通ずることからだと伝えられ、年の数より一粒多く豆を食べるのは、来る年の福を願う心を託したものである。

さまざまな巡礼の風習が残る京都、冬のしめくくり・節分の日に一年の無事と幸福を願って都の四隅に当たる四つの社寺(伏見稲荷大社・壬生寺・北野天満宮・吉田神社)をめぐる「四方参り」に出掛ける習慣がある。

節分・壬生狂言:「節分」' 05.JPG
   
壬生寺は京都の裏鬼門、開運厄除けの寺として古くから信仰を集めて来た、また狂言の草分けとも言える「壬生狂言」が「節分会」で披露される。
壬生寺の大念仏堂で[ガンデンデン]の囃しに合わせて演じられる軽妙な無言劇。
壬生狂言は、鎌倉時代に壬生寺を興隆させた円覚が、民衆に仏の教えを身振りで伝えたのが始まりとされている。
国の重要無形民俗文化財の指定を受けて、三十曲を受け継いで毎年春の「大念仏会」で厄よけ鬼はらい狂言「節分」(変装した鬼が女主人に酔いつぶされて正体がばれ、豆で追い払われる筋書き)が上演される。
二月二日~三日(二日間) 午後一時から一時間おきに八回上演。
境内や参道の露店で素焼きの炮烙を買い、「無病息災」などの願い事を書き込んで寺に奉納し、一年の無事を祈る。納められた炮烙は四月の壬生狂言「炮烙割り」で割られる。

千本えんま堂:「大念仏狂言」'08’.jpg

★平安時代の歌人、小野篁が開いたとされる上京区・千本ゑんま堂(引接寺)で二月二日、「強運節分会・こんにゃく炊き」の行事が行われ、四日の立春から始まる新しい一年を無病息災で過ごせるようにと、訪れる参拝者に裏表のない食べ物としてえんま法王が好むこんにゃくをふるまう習慣が古くからあり、えんま法王の恵みをより身近に感じてもらおうと、えんま様の舌の形に丸く切ったこんにゃく炊きを販売している。
一年間の強運を願ってだるまを供養する行事もあり、参拝に訪れた人たちが名前を書いては本堂で祈りをささげていた。
夜からは「ゑんま堂大念仏狂言」が行われる。

吉田神社・節分:「鬼やらい」12’127.jpg

★左京区・吉田神社は都の鬼門。都に入ろうとする鬼を退散させる鎮守社で、古式ゆかしい節分儀式で有名です。二日の夜、災いを象徴する鬼を追い払う神事、節分伝統行事「追儺式」が営まれる。
追儺式は「鬼やらい」とも呼ばれ
、平安時代初期に始まったとされる宮中儀式。
冬と春を分ける節分の前夜に、陰と陽が対立して生まれた怒りや苦悩、悲しみを表す悪鬼を正義の使者、黄金の目をした役人の「方相氏」が三匹の鬼を追い払う。

吉田神社:「追儺式・鬼やらい」11’.jpg

境内の舞殿に登場した赤色、青色、黄色の三体の鬼は、周囲の参拝客に向かって、雄たけびを上げて金棒を振り回すと、四つ目の面を着けた方相 氏は、たいまつを掲げた童子を従えて鬼と対峙し、矛と盾で追い詰め、最後は上卿が魔力を封じるといわれる桃の木で作った弓でヨシの矢を放って鬼を山へと退散させた。
三日は午後十一時からの火炉祭で直径五メートルの大火炉で古札を焼く神事が行われ、参道には露店が建ち並び、深夜まで吉田山一帯は賑わう。

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2012年2月 1日 (水)

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【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

石清水八幡宮:「湯立神事」.JPG

★湯立神事は湯をふりまく厄除けの神事。
府下八幡市・石清水八幡宮の節分行事の一つで一年間の厄除け、無病息災と五穀豊穣を祈る神事。

岩清水から汲み上げた水を三つの釜で沸かし塩、米、酒を順番に入れて清めてから煮立った湯を神前に献上します。
その後、釜の湯を二本の笹で周囲の参拝者に激しくぶちまけ厄を祓うものですが、熱い地獄のえん魔大王と出会ったような一場面です。

2012年1月30日 (月)

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【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

市比売神社:「女人厄除まつり」12’.jpg

★「女性の守り神」で知られる下京区の市比売(いちひめ)神社で二十九日、女性の厄を落とす「女人厄除まつり」が営まれ、着物姿の女性たちが境内で一年の幸せを祈願した後、小雪舞う寒空の下、近くの五条大橋で豆まきをした。
女性の厄よけは平安時代からの風習という。同まつりは女性の無病息災を祈るとともに着物振興も図ろうと、一九八八年から行われている。
女性の守り神として知られる同神社の恒例行事。境内でおはらいを受けた参拝者が、矢羽を神前に供えた。厄年の女性ら九人が着物姿で神社近くの五条大橋から鴨川に向け、「福は内」と声をそろえて豆をまいた。

石清水八幡宮:「鬼やらい」12’126.jpg

★府下八幡市八幡の石清水八幡宮で二十九日、恒例の厄祓い神事「鬼やらい」が行われた。大勢の参拝者が本殿前に詰めかけ、まかれた福豆を懸命につかんで一年の無病息災を祈った。宮中で行われていた「追儺式」にのっとった神事で、最初に、本殿前で狩衣姿の「鬼やらい人」が、掛け声とともに四方と今年の恵方の北北西に向けて矢をはじき、桃の枝を振って邪気を払った。続いて四体の赤鬼と青鬼が登場し、参拝者に叫び声を上げて脅した。神職や年男、年女らが「鬼やろう」と唱えながら豆をまいて退散させた。

2012年1月29日 (日)

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【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

美山・かやぶきの里幻想:「雪の灯廊」12’.jpg

★春秋二回の一斉放水で美山の風情を醸し出す府下南丹市美山町北の「かやぶきの里」(重要伝統的建造物群保存地区)で二十八日、「第八回雪灯廊」が始まった。集落の道に灯籠が並べられ、かやぶき屋根をライトアップ。厳寒の山里がほのぼのとした雰囲気に包まれた。
雪灯廊は電球の入った灯籠三〇〇基を設置した。ほかに、多くの観光客がバケツに雪を入れて固め、ろうそくを立てる穴をくり抜いて灯籠を作った。
日没とともに、柔らかい明かりに浮かぶかやぶき家を見ながら散策したり、写真を撮る人たちが目立った。
点灯は二月四日までの午後五時~八時ごろ。雪の灯籠作りは無料。雪の降り積もったかやぶき屋根の一部はライトアップされ、写真愛好者らが一斉にカメラを向けていた。会期中は午後二時から、キノコ汁やおでんなどの温かい食べ物の屋台も出る。

美山・・かやぶきの里:「雪灯廊」11’.jpg

2012年1月28日 (土)

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狸谷山不動院「初不動」.JPG

★左京区・一乗寺の狸谷山不動院で一月二十八日、「初不動」が営まれた。
「狸谷飲み放題」といわれるがん封じのご利益があるとされる笹酒が、参拝者にふるまわれる。
江戸時代中期に修行をしていた僧・木食上人が境内の滝の水を竹筒にくんで病人に飲ませたところ、たちまち病気が治ったという。
この故事にちなんで、護摩の火で温めた笹酒が振る舞われるようになったとされる。
狸谷不動院は桓武天皇勅願の不動尊を安置したのがはじまり。
毎月二十八日が本尊の「不動明王」の縁日で一月は初不動として知られ、家内安全や商売繁盛を願って全国一円から参拝者が訪れ、本堂前では山伏姿の修験者から竹筒に入った酒が竹の杯に注がれ、無病息災を祈りながら飲み干していた。又、「狸谷さん」の愛称で交通安全の神社として、一年中車の祈祷で賑わっている。  

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2012年1月25日 (水)

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北野天満宮:「初天神」12’.jpg
上京区・北野天満宮では、承和十二年(八四五)六月二十五日に生まれ、延喜三年(九〇三)二月二十五日に没した学問の神様・菅原道真を偲び、御縁日として、終日境内周辺に露店が所狭しと立ち並び、参拝者の人波が絶えない。
今冬一番の最低気温を記録、京都市内も一.〇度と冷え込んだが、境内は大勢の参拝者や買い物客でにぎわった。
「天神さん」として親しまれ、二十一日の東寺・「弘法さん」と共に毎月開かれる京都の二大縁日で、境内一円に露店が多数並ぶ。その一年最初の縁日を「初天神」と呼び、「終い天神」と共に例月よりも多くの人出で賑わう。
梅の花が咲き始めた境内には露店も例月以上に多く、約千数百軒の植木・骨董・古着・衣料品・食料品・雑貨などを商う店が新春の縁日の賑わいをみせる。又、この時期は受験生の合格祈願で境内は学生さんで溢れている。

北野天満宮:「初天神」.jpg

2012年1月23日 (月)

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京都16社朱印めぐり.jpg

★十六社朱印めぐり
市内十六社を年頭に新しい年もいい年でありますようにと・・・そんな願いを込めて参拝することで、一年間のあらゆる御利益が得られるそうです。 二月二十五日まで。

「京都十六社朱印めぐり」12’.gif

熊野 若王子神社   学業成就・商売繁盛
熊野神社            縁結び・安産・病気平癒
新熊野神社          健康長寿・病魔退散 特にお腹守護 (能楽隆昌発端の地)
藤森神社            勝運と馬の神様
西院 春日神社        病気厄除 (厄除・病気平癒・交通旅行安全)
市比賣神社          女人禁制 (京都唯一)
わら天神            安産 (厄除・家内安全)
今宮神社            健康長寿・良縁開運
粟田神社            旅立ち守護・厄除
六孫王神社          出世開運・家運隆昌の守護神
上御霊神社          厄除・学業成就 (鎮霊の社)
岡崎神社            子授け・安産・厄除
御香宮             安産・厄除・病気平癒
吉祥院天満宮        受験合格・開運招福 (ちえと能力開発の神様)
豊国神社            出世開運・厄除招福・良縁成就・商売繁盛
長岡天満宮          合格祈願・厄除開運 (学問の神様)
※ 期間中全ての朱印を受けると記念の干支置物がいただけます。

2012年1月22日 (日)

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東寺:「初弘法」.jpg

★南区・東寺は延暦十三年(七九四)の平安遷都の時に羅城門の東に開創して、西の西寺(現在は廃寺)とともに平安京の二大官寺の一つとされた。
弘仁十四年(八二三)に嵯峨天皇が弘法大師空海に下賜されて、真言密教の道場とされた。
三月二十一日に没した弘法大師空海の遺徳を偲び、毎月命日の二十一日に大師堂で御影供法要が営まれる。
今年は大寒に入った京都市内の最低気温は六.四度と平年に比べて五.四度も高く、雨上がりの境内に朝早くから多くの参拝者が訪れた。参拝者は金堂や大師堂にお参りし、線香の煙を体に擦りつけて無病息災を祈った後、この日、境内一円に約千数百軒の種々雑多の露店が立ち並ぶ「弘法さん」として知られる市が開かれ、東大門から九条大路に面した南大門にかけては植木市、大門を入ると古道具類、金堂や大師堂周辺では食べ物や生活用品など、ジャンル別に並んでいます。
その一年最初の縁日を「初弘法」と呼び、弘法大師・空海の命日にちなむ毎月二十一日の「縁日」の中でも、年末の終(しま)い弘法と並んで多くの人でにぎわう。
金堂や大師堂では、参拝者が手を合わせて無病息災などを祈っていた。

東寺:「初弘法」'08(解).JPG

★京の三弘法めぐり
弘法大師ゆかりの三ヶ寺を、弘法さんの命日である二十一日に巡る習わし
東寺では初弘法、神光院では、大師が厄除け修行をしたという境内で山伏による大護摩焚きと火渡りが行われ、仁和寺では三弘法めぐりの納めとして、裏山の御室八十八ヶ所霊場をめぐります。