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2012年2月

2012年2月29日 (水)

”おいない”の京都最新情報

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

京おどり:「衣装合わせ」12’.jpg

★花街・宮川町で四月七日に開幕する「第六十三回京おどり」の衣装合わせが、東山区の宮川町歌舞練場であった。あでやかな衣装に袖を通した芸舞妓が舞台に並び、写真撮影に臨んだ。
今年の演題は「花都四季栄燿(はなみやこしきのえよう)」。ハスが咲く法金剛院や紅葉の東福寺といった京の名所を背景にした踊り、鳴滝川で八岐大蛇(やまたのおろち)を退治する舞踊など多彩な展開が続き、恒例の宮川音頭でフィナーレを飾る。
四月二十二日まで。

【お 知 ら せ】

京都御所:春の一般公開’08.jpg

宮内庁京都事務所は、四月四~八日の五日間の日程で行う京都御所の春季一般公開の展示内容を発表した。
小御所で、内親王が女官や輿を担ぐ駕與丁(かよちょう)とともに外出する場面を人形七体で再現する。祭礼の勅使が使う「唐鞍」や公家が晴れの儀で用いる「和鞍」などの馬具を大臣宿所に展示。江戸時代の画家鶴沢探鯨が描いた屏風「龍の図」を御車寄で見学できる。
七日午前十、十一時には雅楽、八日の同時間帯には蹴鞠(けまり)を披露する。

2012年2月28日 (火)

”おいない”の京都最新情報

【京 の 季 節 の 花 だ よ り】

今日現在の梅便り  (JR西日本調べ)
つぼみふくらむ・・・京都御苑・随心院・城南宮・青谷梅林
ちらほら咲き・・・北野天満宮・梅宮大社・二条城

城陽・青谷梅林「梅まつり」.jpg

★京都府内最大の梅の生産量を誇る城陽市の青谷梅林で恒例の「梅まつり」が開かれている。梅の大半はまだつぼみ状態だが、家族連れらが訪れて散策を楽しんでいる。
青谷梅林は約二十ヘクタールに梅の木が植えられており、うち一ヘクタール(約五百本)を祭り会場として開放している。梅まつりは三月十八日まで

2012年2月26日 (日)

”おいない”の京都最新情報

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

北野天満宮:「梅花祭」ロゴ.jpg   北野天満宮:「梅花祭」12’.jpg

★節分が過ぎると、やさしい香りがしだす京の町に間もなく春を告げる上京区・北野天満宮で、梅の花をこよなく愛した菅原道真の命日にちなみ、遺徳をしのぶ「梅花祭」が二月二十五日開かれる。
まだちらほら咲きの梅の花の美しさと香りに誘われ、本殿の神事では、祭神・道真の霊を「なだめる」という音に通じる「菜種」を冠に付けた神職が、古式にのっとり梅の枝や約四十キロの蒸し米などを神前に供えた。
梅苑(約一.六ヘクタール)と境内合わせて約二千本の梅の木が並び、種類も五十種以上と豊富で、道真の命日に当たるこの日に毎年行われている。約九〇〇年前から続く神事と、安土桃山時代に豊臣秀吉が境内で催した「北野大茶会」にちなむ野点大茶湯がある。
小雨が降る中、本殿近くの仮設テントの下で行われた。
紅白に彩る梅の花の風情や三光門西広場での茶席「野点大茶湯」は、色とりどりの着物姿で上七軒の芸舞妓や女将ら約二十人による野点を、ちらほら咲きから満開の早咲き梅花を愛でながら、参拝者は春の訪れを満喫し楽しんでいた。


北野天満宮:「梅花祭」11’.jpg

宝物殿も特別に公開され、「梅花祭と天神さま今昔写真展」が開かれている。
絵馬殿に、縦約七十センチ、横約一メートルのパネル七十枚を並べ、昨年の祭典や茶会の様子や、約百年前の境内、市電の走る周辺の町並みなどの風景も紹介している。
恒例の縁日・「天神市」と共に楽しめます。

2012年2月25日 (土)

”おいない”の京都最新情報

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

都をどり衣装合わせ 12’.jpg

★四月一日に開幕する「第百四十回都をどり」の衣装合わせが東山区の祇園甲部歌舞練場であった。総踊りの衣装には荒波を乗り越えて進む宝船を描き、東日本大震災からの復興への思いを込めた。
今年の演題は平家物語をテーマにした全八景の「平清盛由縁名(ゆかりのな)所(どころ)」。厳島神社や瀬田の唐橋、大原、祇王寺などが舞台で、四季折々の風景を織り交ぜる。
一九五七年に歌人の故吉井勇が手掛けた「謡曲平家物語」から二場面、故阪倉篤義京都大名誉教授と故宗政五十緒龍谷大名誉教授による八五年の「平家物語縁名所」から四場面を再び取り上げ、新調の曲にのせて披露する。
総踊りの衣装は水色の地で、うねる波間に宝船が浮かび、色とりどりの草花もあしらった。四月三十日まで。

上賀茂神社周辺:「幸在祭」132.jpg

★洛北の風物詩・上賀茂神社周辺で二月二十四日、少年の成長を祝う「幸在(さんやれ)祭」が営まれる。
元服の風俗にならい、「あがり」と呼ばれる数え年で十五歳の少年を一人前の大人として祝う儀式で、上賀茂神社の氏子町で受け継がれてきた。
「幸在(さんやれ)祭」は元服にならって子どもの成長を山の神に報告する儀式で、江戸初期にはすでに営まれていたという。
真新しい大島紬の羽織と着物に白いマフラー姿の「あがり」の少年らは、打ち鳴らされる鐘の音に合わせて太鼓を叩き、「おーめーでとーごーざーるー」と独特の節回しのはやしを演奏。
「ダイショウギ」と呼ばれる緑の葉のついた枝を持って、氏神の大田神社や地域を巡り、沿道の住民の出迎えや祝福を受け、最後に上賀茂神社に到着。本殿でお祓いを受け大人の仲間入りを報告し祈祷する。

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2012年2月24日 (金)

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【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

醍醐寺:「五大力尊仁王会」.jpg

★伏見区・醍醐寺で「五大力さん」の名で親しまれる「五大力尊仁王会」の法要が二月二十三日営まれた。 「五大力さん」とは醍醐寺にある五大堂の五菩薩の事で、衆生済度、現世利益 の霊験あらたかだとか
本尊・準提観音の眷属である五大力菩薩が開帳され、不動明王など五大明王の力にあやかり、国の安穏、無病息災、万民豊楽を祈願する山伏による法要が行われる。
約千百余年の歴史がある。
僧侶が一週間かけて祈祷した「五大力尊御影」と呼ばれる災難・盗難よけのお札やお守りがこの日だけ授与される。

☆二十二年ぶりに雨の降る中、恒例の風物詩、豪快に巨大な鏡もちを持ち上げる時間を競う餅あげ怪力奉納がある。
「五大力さん」と親しまれ、国の平和や家族の健康を祈る醍醐寺最大の法要「五大力尊仁王会(にんのうえ)」の関連行事。「力」を奉納すると御利益が得られるとして、戦後に始まった。
当日の呼び物「鏡餅上げ力競べ大会」では国宝金堂前広場であり、男性が百五十キロ、女性が九十キロの鏡餅を上げて力比べをします。
優勝者にはこの大鏡餅が授与されます。
昨年('11)は十一歳~六十二歳の男女七十二人が挑んだ。
「男性の部」では五分三十秒で制した。
「女性の部」では初出場で、従来の記録を一分二十秒も上回る十分一秒の新記録で優勝した。

醍醐寺:「餅上げ力奉納」12’女子.jpg

はたして今年の力持ちは・・・?
男女七十一人が挑戦。
「男性の部」は造園業竹内徹也さん(二十八歳)=上京区=が二分五十八秒で優勝した。
「女性の部」は、京都府警犯罪被害者支援室の松本圭子警部補(四十歳)=左京区=が八分七秒で優勝。

聖護院山内積善院準提道:「五大力尊法要」130.jpg

★左京区・聖護院山内積善院準提堂でも山伏による五大力尊法要があり、柱源護摩供養の後、本堂に高らかに響き渡るほら貝の音。経を唱えながら山伏が次々と護摩木をくべていくお札焼があり、普段は公開していない五大力菩薩図像が本堂で開帳され、家を盗難などから守るという魔除けのお札「御影」を買い求めるのに賑わった。 粕汁の無料接待があります。

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2012年2月21日 (火)

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【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

上賀茂神社:「燃灯祭」(乙子神事).jpg

★北区・上賀茂神社では、昔の人が春を待ちきれず野原に出て若菜を摘んだように、白装束の神職が境内で小さな松の苗を摘み取って神前に供え、早春の草花を採取して神に春の訪れを告げる祭祀、神山の麓で際官達が姫小松を引き、玉箒草をそえて神前献上する「燃灯祭」が二月二十一日行われる。
もともと二月の二番目の子の日に若菜を採って遊宴を開いた宮中行事に由来する。
乙子(おとね)神事とも言われ、平安時代には貴族らが盛んに行い、和歌にも詠まれたが、春の到来を尊び宴遊した「野辺の遊び」を神事化したもので、いつのまにか一年の健康を祈願する神事に変わったという。
八人の神職が約三十センチの松を丁寧に引き取り、玉箒草(タマボウキソウ)(別名・燃灯草)とともに紙に包んで本殿に奉納。
境内には和歌愛好家らが詰めかけ、ゆっくりと松を摘む珍しい神事を見つめていた。

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2012年2月19日 (日)

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【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

京都駅ビル大階段駈け上がり 12’.jpg

★京都名物 百七十一段を走ってタイムを競うJR京都駅ビル「第十五回大階段駆け上がり大会」が十八日、JR京都駅ビルで開かれた。全国から集った健脚自慢の四〇〇人が、見上げるような大階段に挑んだ。
健脚自慢の参加者たちが、駅ビル名物の七階分にあたる高低差約三十メートル、計百七十一段の最上部まで駆け上がって、団体と個人でタイムを競う珍しい競技。
ユニークなイベントで参加者は目の前にそびえるビル七階分の大階段を前に気合十分、多くの見学者からは大きな声援が送られて、頂上のゴールに向かって猛然とダッシュしていました。

京都駅ビル大階段を走り抜ける「駈け上がり大会」.jpg

記念大会の今年は一〇〇チーム(一チーム四人)が参加し、団体戦と個人タイムを競う四十五歳以上、女性、個人総合の四部門で争った。軽快に駆け上っていく選手の一方で、息を切らしながら必死に足を運ぶ選手もいて、階段脇から「頑張って」と大きな声援が飛んでいた。
女性の部では初参加で優勝した斉藤有紀さん(二十歳)=大阪市、四十五歳以上は池野昌弘さん(四十七歳)=大阪府池田市、個人総合は上村洋太さん(三十四歳)=東京都、団体は個人優勝三人が所属する「クライマーズドリーム」が栄冠に輝いた

2012年2月18日 (土)

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【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

高台寺:冬の夜の茶会 夜咄(よばなし)12’.jpg      高台寺・夜の茶会:「夜咄」11’149.jpg

★東山区・高台寺で開催中の「夜咄」は、夜に楽しむ茶会。
雨戸が閉ざされた薄暗い茶室の中で、ろうそくに灯がともり、ほんのりと浮かび上がるセピア色の世界。炎の明かりに照らされた釜の湯気がゆらりと映える。
冬に行われる茶事で、寒気を和らげる手あぶりなどが置かれるのも特徴。観光客向けに午後五時ごろから催し、雰囲気のある茶室で京菓子や薄茶を楽しむことができる。
お茶会の経験の無い人でも気軽に呈茶・点心(軽いお食事)を充分に味わえる企画です。
湯葉料理や庭園の観賞も付き、冷え込む京都で冬の夜をゆったり過ごすのも心地よいでしょう。三月四日まで金、土、日曜に開かれる。

【京 の 季 節 の 花 だ よ り】

府立植物園:「花の回廊」.jpg

★春を一足早く楽しんでもらう「花の回廊」が十六日、左京区の府立植物園の大芝生地にお目見えした。チューリップや菜の花、キンセンカなど二〇〇種一万株が一〇〇メートルの散策路を彩り、甘い香りを漂わせている。
寒い冬にも花に囲まれた空間で心を和ませてほしいと、六年前から続けられている。
例年は北山門広場近くにビニールハウスを特設していたが、舗装路ではなく、芝生の上を歩けるようにハウスの場所を移した。
回廊に入ると春のような暖かさで、まず菜の花が咲き並ぶ。色とりどりの花がそろう「チューリップ畑」に続き、ワスレナグサやマーガレットなどが色分けして配置され、アリッサムなど洋種の鉢を屋根からつるした「空中展示」もある。
十七日から二十日まで。入園料が必要。

城南宮:「枝垂れ梅」.jpg

★枝垂梅と椿まつり
伏見区・城南宮・神苑「楽水苑」では、源氏物語に登場する一〇〇余種の草木があり、「春の山エリア」に植栽された一五〇本余りの紅白のしだれ梅は、二月下旬から咲きそろい始め、追って三〇〇本もの様々な椿が開花します。
三月二十一日までの午前と午後に神職による由緒など案内もあります。

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2012年2月16日 (木)

”おいない”の京都最新情報

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

上七軒:「北野をどり」 12’.jpg

★今年で六十回を迎える花街・上七軒の春の公演「北野をどり」(三月二十五日~四月七日)の衣装合わせとプログラム用の写真撮影が十五日、北野の上七軒歌舞練場であった。
北野をどりには芸舞妓約三十人が出演する。
最初の演目は舞踊劇「愛してならぬ人」。カッパの娘と人間の男との悲恋を描き、一九六三年の初演時は札止めになるほど好評だった。七十六年以来の上演となる。
節目を祝う純舞踊「常磐(ときわ)の寿(ことほ)ぎ」、総踊りの「上七軒夜曲」と続く。
芸舞妓たちは楽屋で衣装を整えた後、撮影に臨んだ。満開の桜の花に彩られた舞台に、黒色の裾引き姿の芸妓と色とりどりに着飾った舞妓が勢ぞろいすると、華やかな雰囲気に包まれた。

清水寺:「涅槃図公開」12’.jpg

★仏教を開いた釈迦の命日とされる十五日、その臨終の様子を描いた涅槃図の公開が東山区の清水寺で始まった。
涅槃図は
絹本著色、縦約四メートル、横約三メートル。江戸時代中期の一七〇八(宝永五)年、狩野派の画家山口雪渓が描いたと伝わる。満月の夜、沙羅双樹(さらそうじゅ)の下に横たわる釈迦の周囲に、弟子や動物が集って嘆き悲しむ様子が描かれており、七年前から公開している。
涅槃図が掲げられた経堂では僧侶が集まり涅槃会が営まれた。また二十九年前の同日に一〇七歳で亡くなった元貫主の大西良慶さんをしのぶ追善法要もあった。
涅槃図は二十一日まで自由に拝観できる。

2012年2月12日 (日)

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【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

醍醐寺の巨大鏡餅お目見え 12’.jpg

★伏見区・醍醐寺の恒例行事「五大力さん」(二月二十三日日)で使われるのと同じサイズの巨大鏡もちが十一日、JR京都駅ホテルグランヴィア京都のロビーにお目見えし、山伏姿の僧侶がほら貝を吹き鳴らして邪気を払う「入魂式」も行われ、同寺の執行長と僧侶計六人が読経。醍醐地域のマスコット「もちもちぃん」も法要に加わり、無病息災を祈願した。
五大力さんで催される「五大力餅上げ力奉納」では、力自慢の男女が鏡もちを持ち上げていられる時間を競う。京都駅前での鏡もち展示は、PRとして二〇〇五年から毎年、醍醐寺が行っている。
展示された紅白の鏡もちは、本番で男性が持ち上げるのと同じ紅白二段、直径は最大八十センチ、重さは百五十キロ。
旅行客らも興味深そうに立ち止まり、カメラを向けていた。展示は二十三日まで。

【京 の 季 節 の 花 だ よ り】

今日現在の梅便り  (JR西日本調べ)
つぼみふくらむ・・・京都御苑・二条城・随心院・城南宮・梅宮大社・青谷梅林
ちらほら咲き・・・・北野天満宮

梅宮大社:「早咲きの梅見ごろ」11’.jpg

★梅の名所で知られる右京区の梅宮大社では、早咲きで鮮やかなピンク色の「緋(ひ)乃司(つかさ)」や白い「香篆(こうてん)」が見ごろを迎えた。
境内には三十五種、五五〇本があり、三月中旬まで順次開花するという。

2012年2月11日 (土)

”おいない”の京都最新情報

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

上賀茂神社:「紀元祭・蹴鞠」09’.JPG

★北区・上賀茂神社では、「建国記念日」の二月十一日に恒例の「紀元祭」があり、古式ゆかしい装束に身を包み、蹴鞠が奉納される
蹴鞠は約千四百余年前に中国から伝わり、日本独自の文化として発展した。
上賀茂神社では江戸時代に一時途絶えたというが、一九九七年に復活した。
保存会のメンバー十四人は烏帽子に専用の水干姿で、神から鞠を受け取る儀式に臨み、その後八人ずつ鞠庭に入り、シカ皮を馬の革で縫い合わせた鞠を「アリ、ヤア、オウ」と独特の掛け声と共に和やかに蹴り続けた。

城南宮:「七草粥の日」07’.JPG

★源氏物語の世界を実現しようとしたと言われる庭園「神苑」をもつ伏見区・城南宮では、物語に登場する風習にちなんで、毎年旧暦の一月七日に近い二月十一日に、境内で栽培された新鮮な春の野草を神前に献じ、セリやナズナ、スズナ・スズシロなど、みずみずしい色と香りの「春の七草」を入れた粥を食べ、一年間の万病退散、無病息災と不老長寿を願って貰おうと祈願する神事。
参拝者には七草粥がふるまわれ、みずみずしい春の味が楽しめる。
庭園・楽水苑では春の七草が見られる。

阿含の星まつり 11'.jpg

★山科区・北花山の「阿含の星まつり」で知られる阿含宗の神仏両界大柴燈(だいさいとう)護摩供が二月十一日 、本殿境内地で営まれた。
全国各地から多数の信者らが集まり、景気回復や家内安全を祈った。
星まつりは阿含宗最大の行事で今年で三十九回目。
願い事の成就を祈る「神界壇」と先祖供養のための「仏界壇」(いずれも直径十一メートル、高さ七メートル)という二つの八界形の護摩壇が設けられた。
太鼓や読経が響く中、信者が奉納した約三千万本の護摩木を山伏姿の修行者ら六百人が護摩壇に焚き上げ、約二十メートルもの高さに燃え上がる炎に向かい、手を合わせていた。

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2012年2月10日 (金)

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【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事

三千院:「初午大根だき法要918.jpg

★三千院初午大根焚き法要
三千院では、ご参拝の皆様に幸先のよい年をおくっていただければと祈念し、毎年二月の初午の時期にあわせ「幸せを呼ぶ大根焚き」を奥の院金色不動堂前広場において盛大に行われます。今年は十日~十三日。
大根は大原の畑で有機農法で栽培されたものです。大原の里人たちが真心を込めて育てられたこの純白の大根は何色にも染めやすく、味付けも沁みやすいことで有名です。
厳冬の大原の里で、特別祈祷のあつあつの大根を味わい、お参りの皆さん共々、無病息災、開運招福をお祈りしましょう。
なお「三千院の初午大根焚き」は、出世金色不動明王のご加護とご利益をいただけるよう、特別祈祷をしております。

【京 の 季 節 の 花 便 り】

京の各地で梅の花が咲き始めた。
社寺や公園で紅白の花びらをほころばせ、一足早く春を告げている。

★上京区・北野天満宮で梅苑の公開が始まった。

北野天満宮:「梅苑公開」11’.jpg

寒風の中で紅梅が凛(りん)と咲き、参拝の人たちがじっくりと愛でていた。
祭神の菅原道真は梅を愛し、「東風(こち)吹かばにおいおこせよ梅の花 主なしとて 春を忘るな」の名歌を詠んだ。
北野天満宮は全国各地に菅公をお祀りする天満宮や天神社の宗祀であり、その道真をしのんで二万坪の境内には五十種、約一五〇〇本の梅が植わり、半数が梅苑にある。
早咲きの梅は例年十二月中旬頃からつぼみがふくらみ始め正月明けに冬至梅・照水梅・寒紅梅等が寒さの中、春を告げるかのように咲き始め境内一円馥郁な香りで包まれる。
すでに早咲きの紅梅が二センチほどの花をつけている。ここ数日の冷え込みで多くはつぼみを固くしたままだが、寒さが少し緩めば一気に膨らみ、開花しそう。
梅苑には和魂梅(わこんばい)・黒梅(こくばい)・座論梅(ざろんばい)・緋の司(ひのつかさ)等の珍種も多く三月下句まで公開の予定
梅苑は例年二月初旬に公開され、 二月下旬から三月中旬までが最も美しい時期となる。
尚、天正十七年(一五八九)に豊臣秀吉公が京洛の区域を定めその境界と水防の為、京都の四囲に築造した御土居(国指定史蹟)の一部が境内に残っており梅苑内で同時公開される。

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2012年2月 9日 (木)

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山科・小山:「二ノ講」07’.JPG

山科区・小山に伝わる早春の伝統行事「二ノ講」(ニノコウ「二九」)が、二月九日に行われる。
鎌倉時代、一三一三(正和二)年、牛尾観音の参拝者や村人を苦しめていた大蛇を一人の武士が退治した言い伝えに由来する。
その後、武士に倒された大蛇のたたりを恐れた住民が、音羽川の岸の松に流れ着いた大蛇の死骸をあつく葬ったのが始まりと言われています。
音羽川の堤に稲わらの大蛇を祭ったのが始まりと伝えられる。それ以来毎年、順番で小山町に住む四軒が、当日の早朝から退治された二月九日にわらで大蛇に見立てて編みはじめ、その松の木に奉納し、五穀豊穣と家内安全を祈ります。
直径十センチほどの稲わらの束をねじり、全長十二メートル、太さ〇.三メートルの大蛇に仕上げ、長さ八メートルの竹の棒に巻き付け、うろこ見立てたシキミやマツ、御幣を取り付けて完成させる。
杉と松の老木に掲げて豊作と厄よけ、一年の平穏を祈願する。
一九九三年に京都市無形民俗文化財に登録されている。

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2012年2月 8日 (水)

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虚空蔵法輪寺:「針供養」11’.jpg

十三まいりの"虚空蔵さん"で名高い嵐山の法輪寺は、裁縫・手芸・芸能上達の守護神として信仰され、二月八日、全国から集まった折れたり、使い古した針を供養する「針供養」が行われる。
縦三十センチ、横五十センチのこんにゃくを祭壇に供え、参拝者は飾り糸のついた長さ三十センチの祭事用の針を次々と刺し、針への感謝と技術向上、家庭円満を祈願した。
同寺の針供養は、平安時代に清和天皇が針を納めるお堂を建てたのが始まりと伝わり、毎年、二月と仕事納めの歳末(十二月八日)にも営まれている。
本堂の前に設けられた供養箱には、折れたり使わなくなった針が寄せられた。
法要では、雅楽に合わせて奈良時代の衣装を再現したいでたちの女性四人が舞を奉納した。

上徳寺:「世継地蔵尊大祭」.jpg

★「京のよつぎさん」として知られる下京区の上徳寺で二月八日、子宝や安産を望む恒例の「世継地蔵尊大祭」が営まれる。
同寺に安置されている世継地蔵に参ると「一億日分の功徳が授かる」と伝わる。
午前中は地蔵堂で住職らが子孫繁栄や長寿など数の限定された十種の福のお札を祈祷。
午後から山伏姿の信者や僧侶による柴灯(サイトウ)護摩供があり、「子宝に恵まれますように」など思い思いの願いが記された護摩木を焚き上げた。
上徳寺の寺伝によると、江戸時代の初めに世継ぎを授かるよう日参した人が七日目の夜、お地蔵さんの夢を見た。お告げのままに地蔵菩薩像をつくり、お寺に安置したところ、懐妊したという。
その像が境内にある地蔵菩薩立像といわれ、子無き人に世継ぎを授けられる霊験あらたかな地蔵菩薩として古くから信仰され、各地からの参詣者も多く訪れます。
酒粕汁の無料接待もあります。

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2012年2月 5日 (日)

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上賀茂神社・新宮神社の拝殿で神楽「賀茂の舞」を舞う巫女12’.jpg

★北区・上賀茂神社境内の摂社で、龍神をまつる新宮神社の特別参拝が四日、始まった。初日には神事が営まれ、新たに創作された神楽が参拝者に初めて披露された。
新宮神社は上賀茂神社本殿の東に位置し、一六二八年に建てられた。龍神の高龗(たかおかみ)をまつる。例年、元日から五日間だけ新宮門を開放して参拝できるようにしていたが、辰年にちなんで今年は立春の四日から大暑の七月二十二日まで開門することにした。
新宮門が開けられ、境内で神事が行われた。龍と水をイメージして創作された神楽「賀茂の舞」を巫女が優雅に舞う姿を楽しんでいた。
期間中は午前九時から午後四時まで新宮門を開けている。


2012年2月 4日 (土)

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高台寺:「八相仏涅槃図」.jpg

★東山区の高台寺で、二年間の修復を終えた涅槃(ねはん)図の公開が始まった。
約六六〇年前の室町初期に描かれ、傷みが目立っていたため、表面がはがれ落ちるのを防ぐ修理を施した。
涅槃図は縦一八二センチ、横二三八センチと横に長い形が特徴。釈迦(しゃか)が入滅する場面の周囲に、生涯を描いている。作者や寺が所蔵した経過は不明という。
今回の作業で十六~十八世紀に四度修理したことが確認された。一六〇一(慶長六)年の修理は、豊臣秀吉の正室で寺を開創した北政所の寄進で行われたことも分かった。二十六日まで。拝観料が必要。

2012年2月 3日 (金)

”おいない”の京都最新情報

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

立春の前日の二月三日を中心に(二日~四日)、古来、鬼は見えない気「邪気」を表し、心中の災いと疫病をあらわす鬼を追い払う「節分祭」、招福を願うさまざまな行事が各社寺で行われる。
この頃京都は一年中で最も寒い時季だが、暦の上では冬と春の境になる。

代表的な節分祭を紹介。

節分・千本釈迦堂・鬼追いの儀.JPG

★上京区の大報恩寺(千本釈迦堂)で二月三日、伝統の「おかめ福節分会」が営まれる
おかめ福節分会は、江戸時代末期から一九五五(昭和三十)年ごろにかけて一時途絶えていたものの、本堂が建立された約七百七十年前から同寺に伝わる除災招福の伝統行事。
本堂を舞台にして、伝統のおかめや赤鬼、青鬼が登場する狂言「鬼追いの儀」が披露される。
狂言は、三人の年男が豆を投げつけても退散しない四匹の鬼のもとに、おかめが登場し、笑みを見せると鬼がとたんに改心するという筋書。

節分・蘆山寺:「鬼おどり」.jpg

  ★上京区・廬山寺(紫式部の邸宅跡)で二月三日、「鬼おどり」の通称で知られる「追儺式鬼法楽」が営まれる。
境内で、ほら貝と太鼓の音に合わせて三匹の鬼がおどろおどろしい動作を披露したあと、餅まきが行われる。
「鬼おどり」は約千五十年前、寺を開いた元三大師良源が、宮中での三百日間の護摩を邪魔しようとした悪い鬼を法具で降伏させたという故事にちなむ行事。
人間の苦しみの根元とされる三つの毒「どん欲」、「怒り」、「愚痴」を表す赤、青、黒色の鬼が舞台に登場。
太鼓とほら貝が鳴り響く中、三体の鬼たちは松明やおのを振りかざし、観客をにらめ付けながら護摩共が営まれる大師堂に侵入したが、僧侶の護摩供や追儺師の弓によって、苦しみ悶えてよろけながら逃げ去った。福娘らが豆や餅をまいて福を招いた。

伏見稲荷大社:「初午詣」141.jpg   伏見稲荷大社:「初午祭」11’.jpg

★伏見区・伏見稲荷大社二月初午の日(今年は三日)に「初午大祭」が営まれる。
七一一(和銅四)年二月の初午の日に、祭神・稲荷大神が稲荷山に降臨し、初めて鎮座したという故事に由来する。
この日にお山の杉の枝を持ち帰ると幸せになると伝えられている。
本殿や社の柱には、杉とシイの葉を組み合わせた「青山飾り」が取り付けられ、境内は家内安全、商売繁盛を願う人々で、祈祷の順番を待つ長い列が夕方まで続き、縁起物である繁栄・招福を祈る御神木「しるしの杉」や「福かさね」を買う参拝客で賑わった。

★天龍寺七福神めぐり
節分の日、嵯峨・天龍寺では、総門前で福笹を受け、境内の塔頭七カ寺のお札を受けて廻ります。三秀院から始まり、弘源寺、慈済院、松厳寺、永明院、寿寧院、妙智院と続きます。山内では甘酒の無料接待もあります

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2012年2月 2日 (木)

”おいない”の京都最新情報

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

節分イラスト・七.GIF

一般に節分とは、もともと季節の移り変わる時節を指し、つまり立春、立夏、立秋、立冬の前日すべてが節分のはずだが、立春が旧暦で一年の始まりとされ、その前日の節分を大晦日として、年を分ける重要な意味があった。
伝統が息づく京都は、各社寺ごと追儺式(鬼やらい)が催され、多様な行事内容で登場する鬼も個性豊かで面白い。

各家庭では威勢良く「福は内、鬼は外」と豆をまき、邪気を祓い無病息災を願う。
鬼やらいに豆が用いられたのは「魔滅」(まめ)に通ずることからだと伝えられ、年の数より一粒多く豆を食べるのは、来る年の福を願う心を託したものである。

さまざまな巡礼の風習が残る京都、冬のしめくくり・節分の日に一年の無事と幸福を願って都の四隅に当たる四つの社寺(伏見稲荷大社・壬生寺・北野天満宮・吉田神社)をめぐる「四方参り」に出掛ける習慣がある。

節分・壬生狂言:「節分」' 05.JPG
   
壬生寺は京都の裏鬼門、開運厄除けの寺として古くから信仰を集めて来た、また狂言の草分けとも言える「壬生狂言」が「節分会」で披露される。
壬生寺の大念仏堂で[ガンデンデン]の囃しに合わせて演じられる軽妙な無言劇。
壬生狂言は、鎌倉時代に壬生寺を興隆させた円覚が、民衆に仏の教えを身振りで伝えたのが始まりとされている。
国の重要無形民俗文化財の指定を受けて、三十曲を受け継いで毎年春の「大念仏会」で厄よけ鬼はらい狂言「節分」(変装した鬼が女主人に酔いつぶされて正体がばれ、豆で追い払われる筋書き)が上演される。
二月二日~三日(二日間) 午後一時から一時間おきに八回上演。
境内や参道の露店で素焼きの炮烙を買い、「無病息災」などの願い事を書き込んで寺に奉納し、一年の無事を祈る。納められた炮烙は四月の壬生狂言「炮烙割り」で割られる。

千本えんま堂:「大念仏狂言」'08’.jpg

★平安時代の歌人、小野篁が開いたとされる上京区・千本ゑんま堂(引接寺)で二月二日、「強運節分会・こんにゃく炊き」の行事が行われ、四日の立春から始まる新しい一年を無病息災で過ごせるようにと、訪れる参拝者に裏表のない食べ物としてえんま法王が好むこんにゃくをふるまう習慣が古くからあり、えんま法王の恵みをより身近に感じてもらおうと、えんま様の舌の形に丸く切ったこんにゃく炊きを販売している。
一年間の強運を願ってだるまを供養する行事もあり、参拝に訪れた人たちが名前を書いては本堂で祈りをささげていた。
夜からは「ゑんま堂大念仏狂言」が行われる。

吉田神社・節分:「鬼やらい」12’127.jpg

★左京区・吉田神社は都の鬼門。都に入ろうとする鬼を退散させる鎮守社で、古式ゆかしい節分儀式で有名です。二日の夜、災いを象徴する鬼を追い払う神事、節分伝統行事「追儺式」が営まれる。
追儺式は「鬼やらい」とも呼ばれ
、平安時代初期に始まったとされる宮中儀式。
冬と春を分ける節分の前夜に、陰と陽が対立して生まれた怒りや苦悩、悲しみを表す悪鬼を正義の使者、黄金の目をした役人の「方相氏」が三匹の鬼を追い払う。

吉田神社:「追儺式・鬼やらい」11’.jpg

境内の舞殿に登場した赤色、青色、黄色の三体の鬼は、周囲の参拝客に向かって、雄たけびを上げて金棒を振り回すと、四つ目の面を着けた方相 氏は、たいまつを掲げた童子を従えて鬼と対峙し、矛と盾で追い詰め、最後は上卿が魔力を封じるといわれる桃の木で作った弓でヨシの矢を放って鬼を山へと退散させた。
三日は午後十一時からの火炉祭で直径五メートルの大火炉で古札を焼く神事が行われ、参道には露店が建ち並び、深夜まで吉田山一帯は賑わう。

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2012年2月 1日 (水)

”おいない”の京都最新情報

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

石清水八幡宮:「湯立神事」.JPG

★湯立神事は湯をふりまく厄除けの神事。
府下八幡市・石清水八幡宮の節分行事の一つで一年間の厄除け、無病息災と五穀豊穣を祈る神事。

岩清水から汲み上げた水を三つの釜で沸かし塩、米、酒を順番に入れて清めてから煮立った湯を神前に献上します。
その後、釜の湯を二本の笹で周囲の参拝者に激しくぶちまけ厄を祓うものですが、熱い地獄のえん魔大王と出会ったような一場面です。